今回紹介するのはイタリア、ウンブリア州で作られる「サンタ・クリスティーナ・ビアンコ」という白ワインです。
ウンブリア州はイタリアの中央部、フィレンツェとローマの中間あたりに位置しています。
生産者はイタリア最古のワインメーカーと言われる「アンティノリ社」で、優れた高級ワインを生み出す一方、今回紹介するような、質の高い日常ワインも手掛けています。
ぶどう品種は「グレケット」と「プロカニコ」という、あまり聞きなれないぶどう品種でした。
色は、透明度の高い薄い黄色で、香りは、グレープフルーツやレモンのような柑橘系の香りと、はちみつのような少し甘みのある香りが混じった印象です。
飲むと、酸は強過ぎずふんわりした感じですが、柑橘系果実の風味をしっかり感じ、少し甘みを含む、とても親しみやすい味わい。
この日はタケノコご飯やヒジキと一緒に飲みましたが、ヒジキのような少しくせの強い味とも喧嘩することも無く、和食も含め様々な料理に合わせやすいワインだと感じました。
和食のような味の繊細な料理や、魚料理やサラダなど軽めの料理全般に良く合うと思います。
また、冷蔵庫で保存した低めの温度でもすっきりと飲め、少し温度を上げても甘みがでてきてふくよかな味わいを感じる、様々な温度で楽しめるワインだと思います。
2019年サクラアワードでもゴールドを受賞しており、日常使いにおすすめです。
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価格:1,382円 |