今回は、夕飯の和食に合わせて飲んだ「シャトー・メルシャン 山梨甲州」という日本ワインを紹介したいと思います。
シャトー・メルシャンは1877年に創業し、1949年から本格ワインの製造を開始した歴史あるワイナリーで、日本のワインの発展に大きく貢献してきた日本の企業です。
シャトー・メルシャンは、昔はワイン界で無名だった日本の固有ぶどう種「甲州」を、世界が認めるワインに高めることにも貢献しており、この「山梨甲州」も国際的なワインコンクールで多くの受賞歴があるワインです。
国内では2019年のサクラアワードで金賞を受賞しています。
個人的にメルシャンのワインのラベルはおしゃれで好き^^
・ワインの種類:白ワイン(辛口)
・生産地 :日本、山梨県
・生産者 :シャトー・メルシャン勝沼ワイナリー
・ブドウ品種 :甲州100%
・アルコール度:12.0%
・生産年 :2018年
・価格帯 :1,500円程度
飲んだ感想
色はわずかに黄緑がかっていますがほぼ無色透明。
香りは主張が強くなく、レモンやすだちのような酸味の強いフルーツがほんのり香ります。
味も色や香りから連想できる通り、酸味を感じるかなりすっきりした味わい。そしてなかなかの辛口です。
香りや味わいはやや弱めですが、それゆえに繊細な味わいの和食に良くあいます。日本酒や焼酎が合うような料理には問題なく合うワインだと思います。
すっきり飲みたい場合は、冷蔵庫に入れて置き温度が低い状態で飲むのがおすすめですが、辛さが苦手な方はもう少し温度を上げると、辛みがマイルドになり、香りも広がって飲みやすくなります。
甲州はシャルドネのように、発酵などの製造の仕方により、味わいが大きく変わる品種で、樽香が良く香るようなものもありますが、このワインは樽香や皮の渋みを最小限にし、甲州の果実味をストレートに使用したワインだと思いました。
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シャトーメルシャン 山梨甲州白 辛口 750ml 日本 山梨県[長S] 価格:1,571円 |
ワインの印象まとめ(著者の独断です)
独断によるワインの印象をまとめます!
・コスパ :★★☆☆☆(質の高い甲州の中で安い方。)
・おすすめ度:★★★☆☆(和食に合うスッキリした甲州の良い例かと。)
(★☆☆☆☆:普通、 ★★★☆☆:良い!、 ★★★★★:最高!)
すっきりとした和食に合う甲州を飲みたい方に試して頂きたいワインです!
海外ワインのように、香りや味わいに強い特徴があるわけではありませんが、日本の食卓にならぶ料理に幅広く合うワインだと思います。