先日、「エネコ東京」という西麻布のスペイン・バスク料理のレストランにいきました。
バスク地方は、スペイン北部に位置する芸術や美食の街として注目されている地域で、「エネコ東京」は、バスクの「アスルメンディ」というミシュラン三ツ星レストランのオーナーが、日本で展開するレストランです。
このレストランは、はてなブロガーの「fumisaya41」さんという方の書いた記事を読んで知りました。
私も大のスペイン料理好きで、美味しいスペイン料理が食べれるレストランということでとても興味を持ちました。ちょうど記念日があったので早速行くことに。笑
バルのタパスのような、気軽なスペイン料理とは異なり、どちらかというとフランス料理のようにコースで食事を楽しむレストランですが、提供された全ての料理について、味も見た目も趣向が凝らされており、楽しく充実した時間を過ごすことができました。
見たことがない料理も多かったですが、とても美味しかったです。
fumisaya41さん、良いお店の紹介をどうもありがとうございました。
また、エネコ東京では、スペインの本家レストランの併設ワイナリーである「ゴルカ・イサギレ」のワインを楽しむことができます。
このお店の詳細なレポートは、fumisaya41さんの記事がとても詳しいので、この記事では、全体的なディナーレポートを簡単にした後、このお店で飲んだワインの紹介をメインに描きたいと思います。
ディナーレポート
店に入ると解放的な空間が広がり、この空間を中心にディナースペースが配置されている。スペインのパティオ(中庭空間)をイメージしたのか。
最初にこの部屋に通され、食前酒のチャコリと軽食を楽しむ。
「ピクニック」という料理。食材を調理した後に元の形に戻す「再構築」とのこと。
「オマール海老 セボリーノ」白ワインと一緒に。
「マグロ キノコ 卵の天ぷら」これも白ワインと一緒に。
あぶらが口の中でとろける「牛フィレ 松の実 ベーコン」どう考えても赤ワインに合う。fumisaya41さんのクチコミ通り激ウマ。
おしゃれ過ぎるデザート。
コースで満腹のため残念ながら食べれなかったが、スペイン産のチーズも充実。今度は是非食べたい。
レストラン併設ワイナリー「ゴルカ・イサギレ」
エネコ東京にはスペインの様々な地方のワインが用意されていますが、スペインの本家レストランに併設されているワイナリー「ゴルカ・イサギレ」(下記URLに紹介あり。)のワインも楽しむことができます。
http://www.irohawine.jp/souces/spanish_winary/Gorka%20Izagirre.pdf
三つ星レストラン併設のワイナリーが、レストランの料理の内容をふまえて生産するワインだと考えると、とても贅沢なことです。
最初に食前酒として提供される、「チャコリ」(スペインの微発泡辛口ワイン)も、ゴルカ・イサギレのもの。
色は濃い黄色で、心地良い炭酸と少し熟したような果実味がちょうどよく、かつ甘すぎないので食前酒にぴったりのワインです。アルコール度数も低めで、これからの食事に向けてお腹の準備も整います。
そして、この日一番おいしかったのは、同じくゴルカ・イサギレの「42」というラベルの白ワインです。
店おすすめのワインを定員さんに聞いて出して頂きました。
色は濃い黄色で、樽熟成によるバターのようなとても良い香りがしたので、最後までシャルドネだと思って飲んでいましたが、後から調べると、なんと「オンダラビ・スリ・セラティア」というバスク地方の土着種100%のワインとのこと。
とても美味しいシャルドネだと思っていたのに、初めて聞くぶどう品種だったので、良い意味で完全に騙されました。笑
ゴルカ・イサギレのワインは、すべてバスク地方の土着種である、オンダラビ・スリとオンダラビ・スリ・セラティアの2種類で作られているようで、素敵なこだわりです。
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チャコリ・ブランコ・エネコ・アチャ [2015] ゴルカ・イサギレ <白> <ワイン/スペイン>
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まとめ
エネコ東京は、新しいスタイルのスペイン・バスク料理と共に、本家レストラン併設ワイナリーのおいしいワインを飲むことができるお店でした。食事も工夫が凝らされていておいしく、お店の空間もとても居心地が良い場所です。