冬の寒さが深まるこの季節、無性に温かいジビエ料理が食べたくなり、お店に食べに行きました!その時に飲んだ「フォンタナフレッダ社」の「バローロ」という赤ワインが、ジビエに良く合い、美味しかったので紹介したいと思います。
「バローロ」というのは、イタリア北西部のピエモンテ州で「ネッビオーロ」というぶどう品種を使って、最低38か月の熟成を経て作られるワインの総称です。
ジビエ料理に合うワインは、「ジビエの野性味ある強いくせに負けない味わいを持つワイン」と言われますが、バローロは長期熟成により、風化したような香りと複雑でコクのある味わいを持ち、まさにジビエ料理に均衡したワインだと思います。
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私が飲んだフォンタナフレッダ社のバローロは、時間経過による香りの変化がとても印象的なワインでした!コルクを抜くと最初土のようなやさしく落ち着いた香りなのですが、空気に触れたことで徐々に花のような甘い香りが開いていきました。
味わいは、成熟によるコクのある渋みの中に果実の酸を感じました。この日は鹿肉のステーキや、鴨肉のパスタを食べましたが、料理とワインとくせの感じが拮抗し、とても良いマリアージュとなりました。また、スイスの「モンドール」というなかなかくせの強いウォッシュチーズとも合わせてみましたがこれも相性抜群でした。
イタリアワインは、その地域の食文化と共に歴史を刻んでいると言われますが、このピエモンテ州も山の幸に恵まれ、また寒冷地であるがゆえに狩猟肉を食べる文化が根付いている地域です。バローロがジビエ料理と良く合うのは、こういった必然性もあるのかと思うとやはりワインは面白いです(^^)