一度開栓したワインの保存方法

開けたワインの保存方法

家でワインを飲む時に気を付けたいのは、一度開栓したワインの保存方法です。

私はあまりアルコールが強い方では無いので、開けたボトルをその日に飲み切ることは少なく、大体数日に分けて飲むのですが、以前、あまり保存方法に気をつかっていなかった時は、翌日飲んだ時に「おいしくない・・・」ということがよくありました。

ワインにはまり始めて調べたところ、ワインは一度開けると、空気に触れて酸化が急激に進むので、すぐに嫌な酸味が出てしまうことが分かりました。高いワインはもちろん、安いワインでも、せっかく買うのであれば長期間おいしく飲みたいところです。

以下に、私の経験もふまえ、開栓したワインの保存方法について、特に気を付けたいことを「2点」記載しました!ワインを数日に分けて飲む際の参考になると幸いです。

① 開栓したワインは必ず冷蔵庫に入れる

空気に触れたワインは温度が高いほど酸化速度が速くなるため、冷蔵庫などの冷暗所に必ず入れてください。これだけでも2~3日は美味しいままワインを楽しむことができます。

重めの赤ワインは16~18℃程度で飲んだ方がおいしいですが、これはあくまで飲む時の話ですので、赤ワインであっても開栓後の保管は冷蔵庫に入れる必要があります。適温まで温度を上げたい場合は、飲む少し前に冷蔵庫から取り出し、常温にさらして温度を上げると良いです!

② ワインと空気の接触を減らす

ワインをさらに長持ちさせるためには、空気との接触を減らすことも大事です。

再度コルクをするのでも良いですが、より効果的な方法の1つは、ワインを小さな瓶に移し替え、瓶いっぱいに満たして蓋をすることです。これで、空気との接触がほとんど無くなります。 ただし、移し替えの方法だと、瓶を別に用意する必要があり、また、気持ち良く酔っぱらっていると、移し替えるのが手間だったりします。(最悪こぼします・・・)

そこで私は、栓をして空気を抜き出す道具を使っています。下の写真は私がいつも使っている「バキュバン」という製品ですが、専用の栓をしてポンプを数回プッシュするだけで、簡単に瓶内の空気を抜き出してくれます。空気が抜け切ると「カチカチ」と音がするので、抜けたかどうかが分かりやすいです。

栓を開けたワインは数本同時に保管することも多いので、栓が複数セットになっているものがおすすめです。

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ただし、ずっと真空状態が続くわけではなく、多少空気が入ってしまうのか徐々に酸化は進みますが、それでも美味しく飲める期間を確実に伸ばすことができます。ワインによって味の変化のスピードは違いますが、大体のワインだと4~5日は全く問題無く飲むことができ、1週間程度でもギリギリ飲めるという印象です。甘口の酸化しづらいワインだと、かなり長期間味を保つことができます。

お気に入りのワインは開栓後の保管方法に気をつけて、是非長期間楽しんでください!