家飲みワインのすすめ

家飲みワイン

筆者が家飲みワインにはまっている理由について、以下に4点まとめています。
ワインに興味があり、これからはまってみようかと考えている方に読んでいただけると幸いです!

①手軽に楽しめる

私は妻と小さな息子の3人で暮らしているのですが、子供がまだ小さいと外食をするのが大変です^_^; ちょっといい店に行っても、子供が食事を散らかしたり椅子から脱走しようとしたり・・・子供の動向が気になって食事やお酒の味どころではなくなります。

また、子供を持つと、育児で趣味などに使える時間も大幅に減ってしまいます。 特に我が家のような共働き世帯の平日は、「起床 → 子供を保育園に送って出勤 → 仕事 → 帰宅→ 育児 → 就寝」といった具体に、自分の時間をほとんど持てずに終わる1日が多いです。

でも、家飲みワインであれば、帰宅時にワインを買って帰れるだけでディナーや晩酌が楽しめます。1日の終わりに、今日はどんなワインを選ぼうかという楽しみがあるのも嬉しいです。 今は日本でもワインを楽しむ人口が増えており、スーパーやコンビニでも手軽に様々な種類のワインを選ぶことができます。

②ワインと食事のマリアージュの魅力

ワインと食事の良い組み合わせのことを「マリアージュ」といいます。食事にぴったり合うワインをセレクトした時には、相乗効果でワインも食事も劇的においしくなります。

私はビールも好きで食事と一緒に飲むことが多いですが、食事の内容にはそこまで影響されないご飯のお供といった感じに思っています。 ところが、ワインは種類によって食事に合うものと合わないものが如実にでてきます。合うワインを選べた時はワインも食事もよりおいしく、逆に合わないものを選んでしまうと、ワイン、ご飯ともに嫌な味わいに変化してしまいます。

ここで面白いのは、ワインについて詳しく知れば知るほど、良い組み合わせができる頻度が上がってくることです。マリアージュはギャンブルとは違い、ぶどうの品種や産地、ラベルの読み方などについて深く知るほど確実にリターンが戻ってくるのが魅力です。 社会人になると、飲み会などで高いワインを飲む機会も増えてくると思いますが、せっかく高いお金を払うのであれば美味しく飲めるほうが得ですよね。

③ワインと共に広がる新しい世界

私は海外に旅行に行くのが好きで、子供が小さい今でこそなかなか行けませんが、生まれる前はヨーロッパを中心に頻繁に旅行に出かけていました。

海外旅行の楽しみの1つは、その国での食事ですが、ワインを知ることで旅行先での食事の楽しみがぐっと増します。特に伝統のあるヨーロッパ諸国では、その地域の郷土料理に合うように長い年月をかけてワインが形作られてきたため、その地域産のワインを抑えておくことで、料理がとても美味しくなります。

また、ワインの特徴は、その国の気候や風土、さらには歴史にも関わっているので、ワインを深く知ろうと思うと、その国についての知識も自然と入り、旅行自体の楽しみも増えます。 家飲みワインで世界のワインの知識を増やし、子育てや仕事が落ち着く年代になった時に、各国のワイナリーをめぐるのが今からの楽しみです。

④ワインと健康

既に様々なメディアでも取り上げられていますが、ワインはお酒の中で比較的健康に良いものです。 赤ワインや辛口の白ワインは、ぶどうが本来持っている糖分の大部分が、アルコール発酵によってアルコールに変化するため、製造されたワインの糖分は比較的少なく、人間の老化に影響する糖化が生じにくいためです。(ですので、甘口ワインばかりを飲むのはあまり健康に良くないかと思います^^;)  

また、赤ワインには、老化に影響する体の「酸化」を抑制するポリフェノールが含まれていることも、健康に良いとされている要因です。  食事も美味しくなり、健康に良いということで安心して楽しめるのは魅力だと思います!