塩気がありお酒が進む白カビチーズ「シャウルス」

今回は、ワインのおつまみに食べて美味しかった白カビチーズを紹介します。

フランス北部で生産される「シャウルス」というチーズで、生産される町から名前がついたようです。

白カビチーズといえばカマンベールがメジャーですが、シャウルスの特徴はまず、背が高く大きいこと。下の写真だと高さが分かりづらいですが、6~7cmほどの高さがあります。

白カビチーズ「シャウルス」

半径方向にかなりうすく切っても、そこそこのボリュームがあります。

切り方はあっているか分かりませんが、とりあえずいい感じに切れました。

白カビチーズ「シャウルス」

味の特徴は、土っぽさと、とろみ、きめの細かさ、塩気です。

香りが土っぽく野性味のある感じがします。「田舎」や「自然」といった印象を受ける風味で、くせといえばくせかもしれません。

また、クリームのようにきめの細かいとろみがあり、とろけるチーズ好きにはたまらないです。白カビチーズの中ではかなりとろとろの方だと思います。

そして、塩気はやや高め。

チーズ単独で食べた時は、少ししょっぱいな、と若干気になりましたが、塩気がある故に、お酒との相性は抜群です。お酒→チーズ→お酒・・・とループしてしまうので、塩分、アルコール取りすぎに注意。笑

でも暑くなり始めた今の季節、しょっぱいものとお酒の組み合わせは最高です。

テッレディライ・アーチニ・ロッシ

一方、赤ワイン選びはやや失敗しました。笑

今日飲んだのは、「テッレディライ・アーチニ・ロッシ」 というイタリア、ヴェネト州のカベルネ・ソーヴィニヨンを使ったワインで、すこし酸味・渋みが強めです。果実味はありますが、甘みはあまり感じられませんでした。

イタリアワインにしては、飲みにくい部類だと思います。

甘くきめの細かいチーズなので、カベルネや、酸味や渋みをさらに強調してしまった感じがしました。

チーズの写真の解説文にあるように、泡のきめの細かいシャンパンや、繊細なブルゴーニュと合わせるのが正解なのでしょう。

特に、このチーズの生産地はシャンパンの産地であるシャンパーニュ地方に隣接しているため、特にシャンパンとの組み合わせは抜群なのだと思います。

シャンパン好きの方は是非試してみて下さい。

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