「ナパ・ハイランズ」美味しい肉で贅沢したい時の赤ワイン

今回は、「ナパ・ハイランズ カベルネソーヴィニヨン」というアメリカ、カリフォルニア州ナパ・ヴァレーの赤ワインを紹介したいと思います。

このワインは、自宅で行った肉会(?)の時に友人が持ってきてくれたもので、赤身やフィレ肉の濃厚な味わいと完璧にマリアージュする、濃厚で美味しい赤ワインでした。

何でも、2017年12月の「ホンマでっか!?TV」で、明石家さんまが「今年買って良かったものベスト10」の企画で3位に挙げたワインとのこと。今は落ち着いているのだと思いますが、当時は国内在庫が無くなるほどの状態になったとか。

ナパ・ハイランズ カベルネソーヴィニヨン

調べてみると、その絶賛理由は、カリフォルニア州の有名ワイン「オーパス・ワン」が作られる畑と隣接した畑のブドウで作られている、ということでした。

オーパス・ワンというのは、フランス・ボルドーの5大シャトーの1つ「シャトー・ムートン・ロスチャイルド」を擁する「バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド」が、カリフォルニアの「ロバート・モンダヴィ」と共に生み出したワインで、平均価格は1本5万程度。私が以前紹介したワイン本「高いワイン(渡辺順子)」にも掲載されるようなワインです。

このワインも1本5,000円程度と、なかなか高めの価格帯ですが、その価格でオーパスワンの片鱗をうかがえるという点で、コスパが優れたワインだと思います。

<Wine Data>
・ワインの種類:赤ワイン(フルボディ)
・生産地   :アメリカ、カリフォルニア州、ナパヴァレー
・生産者   :ナパ・ハイランズ
・ブドウ品種 :カベルネソーヴィニヨン90%、プティヴェルド10%
・アルコール度:14.0%
・生産年   :2016年
・価格帯   :5,000円程度

 

飲んだ感想

色はやや透明度の残る濃い赤紫でエッジはルビー。

開栓直後はやや香りが閉じ気味で、濃いブラックベリーや黒胡椒の香りが主でしたが、時間がたつと、カシスやイチジク、ジャムといった熟したフルーツの甘い香りが上がってきます。

味わいはほんのりとした甘みと、濃厚でありながら丸みを帯びたタンニンがとても親しみやすく、酸味もほどよく入っているため、飽きずにずっと飲めてしまうフルボディワイン。

この日に食べたステーキとの相性は最高でした。

16〜18℃程度の高めの温度で飲むのがおすすめ。2日目も、より味わいが柔らかくなり美味しく飲めるワインです。

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ワインの印象まとめ(著者の独断です)

独断によるワインの印象をまとめます!

・飲みやすさ:★★★★★(重厚だが親しみやすく丸みを帯びたタンニン)
・コスパ  :★★★☆☆(なかなか高いがかなり美味しく話題性もあり)
・おすすめ度:★★★★☆(美味しい肉を食べる時におすすめ!)

(★☆☆☆☆:普通、 ★★★☆☆:良い!、 ★★★★★:最高!)

やや高いワインですが、誰でも美味しいと思えるような親しみやすさと濃厚さが共存しており、美味しい肉を食べる時のワインとして完璧な味わいです。

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